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2007年09月23日
女性アイドルの歴史
女性アイドルの歴史
▼▽▼ アイドル以前
語源的には1960年代までは「アイドル」という語は使用されておらず、一般的には「子役スター」と呼ばれていた。「三人娘」(美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみ)、「スパーク(ナベプロ)三人娘」(中尾ミエ・伊東ゆかり・園まり)が国民的な人気を博す。
▼▽▼ 1970年代のアイドル
1970年代に入って、それまでの「子役スター」という言葉に代わって「ジャリタレ」と呼ばれるようになり、1970年代後半に入って「アイドル」という呼称が一般化するようになる。(ただし当初は「アイドル」とは現在用いられているような清純派芸能人という意味合いではなく芸能人・タレント総称であった。)キャンディーズ、ピンク・レディーといった、アイドルグループも登場し始める。
▼▽▼ 1980年代のアイドル
1980年デビューの松田聖子を筆頭に、1982年デビューの中森明菜がそれに続き、多数のアイドルが生まれ、アイドル黄金時代と呼ばれる。後半は素人集団おニャン子クラブが席巻し、おニャン子クラブがブレイクした85年以降は普通っぽさを売りにした身近なアイドルが大部分を占める従来の神秘的イメージの有るアイドルは皆無になる。
80年代アイドル全盛期の中でも、アイドルの当たり年は一般に、1980年、1982年、1985年と言われている。 1980年…松田聖子、柏原芳恵、河合奈保子、三原順子、岩崎良美など。 1982年…中森明菜、小泉今日子、松本伊代、堀ちえみ、早見優、石川秀美など。 1985年…おニャン子クラブ、中山美穂、南野陽子、浅香唯、斉藤由貴、本田美奈子、芳本美代子など。
この頃、特に80年代前半は、デビュー時にキャッチフレーズが必ずと言っていいほど付けられていた。
(例)
松田聖子…抱きしめたいミスソニー
中森明菜…ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)
山瀬まみ…国民のおもちゃ、新発売(なお、National Pastime―「国民のおもちゃ」というバンドもアメリカに実在した)
また、80年代前半の一時期は、歌詞に自分の年齢を入れることも流行した。(当然、成長によって数字が変わる)
(例)
松田聖子(エイティーン)
中森明菜(少女A)
松本伊代(センチメンタル・ジャーニー)
小泉今日子(私の16歳)
三田寛子(駈けてきた処女[おとめ])
倉沢淳美(プロフィール)
しかし、80年代終盤に入るとロックやニューミュージックバンドが台頭するようになり、アイドル歌手は凋落し始めていく。それと並行して、お笑い芸人顔負けの個性を表に出したバラエティアイドル(バラドル)が登場した。代表に松本明子、井森美幸、森口博子、山瀬まみ。
▼▽▼ 1990年代のアイドル
従来の「歌手」から、テレビCMや雑誌のグラビアなど、ビジュアルを主体とした「モデル」型が新たなアイドル像を形作っていった。「3M」(宮沢りえ・観月ありさ・牧瀬里穂)はテレビCMでの人気が特徴。
雑誌においては、かとうれいこ、細川ふみえ、山田まりやなど、豊満なバスト(巨乳)をウリとした「グラビアアイドル」が登場。雑誌をきっかけに、テレビCMやバラエティ番組へと進出していくようになった。
1992年~1993年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』でプテラレンジャー・メイ役の千葉麗子(現・チェリー・ベイブ代表取締役社長)が、1995年~1996年の『超力戦隊オーレンジャー』で、ヒロインの一人オーピンク役のさとう珠緒(当時は珠緒)に注目が集まり、以来『スーパー戦隊シリーズ』や、『平成仮面ライダーシリーズ』などの特撮番組に出演したヒロインが人気「アイドルタレント」としてブレイクするきっかけとなった。
1990年代前半は、アイドル歌手への人気が得られにくい状況から、「アイドル冬の時代」とも呼ばれた。
1990年代中盤は小室哲哉プロデュースによる歌手たち(安室奈美恵や華原朋美などの小室ファミリー)が、ユーロビートを主体とした楽曲でミリオンセラーを連発した。また、それまでのアイドル歌手とは異なり、キャラクターの作りこみの少なさを兼ね備えることで人気を得た。しかし、曲のパターンが単一化していく中で次第に飽きられ、R&Bやヒップホップが主体となると凋落し始めた。
TVアニメ『美少女戦士セーラームーン』や『新世紀エヴァンゲリオン』の放送開始とともに女性声優たちが注目され、その中でも林原めぐみ・三石琴乃・椎名へきるらがアイドル的人気を集め、現在の堀江由衣や水樹奈々の人気に至る基礎を作った。
1990年代後半になるとテレビ東京の番組『ASAYAN』のオーディションにおいて結成され、1998年にブレイクしたモーニング娘。を中心としたつんくプロデュースのハロー!プロジェクト勢や、女子中高校生を中心に影響を及ぼした浜崎あゆみが人気を得た。
▼▽▼ 2000年代のアイドル
歌手という正統派のアイドルの系譜は、この頃になるともはやアイドルとしてではなくアーチストという在り方で登場する。それと同時にアイドルの概念は細分化、周辺化し、グラビアアイドルや女性タレント等がアイドルシーンの中心となって活躍。アイドル輩出の土壌は多様化している。 また、それに伴いアイドルの短命化が進んでおり大ヒットすることが少なくなり、大量生産大量消費状態となっている。
投稿者: 日時: 2007年09月23日 19:44 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
女性アイドルの歴史を最後までお読下さいましてありがとうございます。
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